新しい介護技術の潮流に乗ろう!!

 「介護福祉士の仕事」は「きつい」「汚い」「危険」のまさに「3Kの仕事」であります。すでに死語扱いされている3Kですが、介護現場の現状は何も変わってはいません。しかし「捨てる神あれば拾う神あり」です。「介護福祉士の労働環境を改善していく事は可能なんですよ」という活動をされている方がいるのです。今回、紹介しましたDVDbook「北欧に学ぶやさしい介護」(2009年発行)を制作され、日本国内において啓蒙活動に熱心に取り組まれている小島ブンゴード孝子 先生です。
 僕たちの現場も先生の指導を昨年受けたのですが「人を絶対に持ち上げない」「利用者の残存能力を活用する」「自然な動きで介助する」「摩擦を取る、摩擦を利用する」「てこの原理を水平方向に利用する」「傾斜を利用する」「前傾姿勢や身体をひねる姿勢をとらない」などなど、さまざまなアイディアが満載で、正直「目から鱗が落ちる」体験の連続でした。
 この北欧式テクニックを発展させていけば、介護労働環境のみならず『ケアの質』そのものも向上させることができると感じています。
 北欧式トランスファーテクニックは、さまざまな介護技術を統合し応用するための基軸となる視座として重要だと感じています。これまでにも介護現場では、様々な介護技術習得の必要性が叫ばれてきました。「ボディーメカニズム」や「キネステティクス」、「アレクサンダーテクニーク」や「フェルデンクライス・メソッド」などです。そして、それらの考え方やテクニックを統合的でかつ折半主義的な視点で応用して行くための一つのきっかけになる気づきを「北欧式トランスファーテクニック」の学びから頂きました。

北欧に学ぶやさしい介護[DVD]

小島 ブンゴード孝子 / ワールドプランニング

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# by quarry-studio | 2012-05-12 11:46 | Impressions(book) | Trackback | Comments(0)

「原発稼動ゼロ」に思う(ちょっと言いすぎゴメンね)

 原発を抱える地元住民の方々が複雑な思いを抱えていることは、直接的に原発にかかわりを持たない僕でもなんとか想像することはできます。事実として原発関連の産業や文化しか地域経済を支える基盤がないとすれば「生活のために早く再稼動してほしい」という声が上がる気持ちは分かります。
 しかし、別の観点で見ると「危険を回避するための時間がない」のも事実なのです。福島第一原発の事故からも判るように「特に人間の手によって濃縮された放射性物質は、人類の手にも余る代物である」という事実があります。その理由は以下の点にあります。まず、基本的に核反応している放射性物質に直接、手で触れることはできません。また、一度反応を起こし始めた燃料棒を、仮に臨界(核分裂)を停止させたとしても、放射性崩壊によって起こる発熱を止められないのです。つまり「熱を出さなくするまで、ずっと水で冷却する必要がする」のです。その必要がなくなるまでに4-5年かかると言う説と、10年以上の時間がかかると言う説があります。
 目に見えない放射能をどうやって管理するのですか? 「測定機器があるだろう」じゃ測定機器が狂ってしまったら? 直接、触れることができないにもかかわらず生命の存続に関わる遺伝情報を傷つけ得る「放射能」を甘く見てはいけません。
 時々、生活していても普通に被爆しているんだから神経質になる必要はないと言う話を聞きますがとんでもない勘違いでしょう。普段から浴びている放射能に加えて、新たな被爆量が増えることのリスクは日本人の誰も経験したことがないのです。きっと、チェルノブイリの事故から学べることがたくさんあるはずです。
 福島第一原発の事故処理は「10年以上の年月を必要とする」と思っていたほうが無難なのです。このことを原発を抱えている地域住民の皆さんには、よくよく考えていただきたい。
 「万が一にも次の事故なんて起きないし、そのための安全対策をきちっと作れば原発は安全に運用し続けることができるよ」と思っていらっしゃるとすれば、それは幻覚妄想ですよ。確立としては低くても「ゼロにできないリスク」に莫大なコストを費やして発電する。それも未来の子供たちに放射性廃棄物という厄介な代物を大量に残すことになるのです。これから将来の人類は何十世代にも渡って放射性廃棄物をしっかりと管理する計画を立て実行・評価する必要があります。処理方法に苦慮するゴミを大量に出すのが、都市化という現代社会の特異な市民生活なのかもしれませんが、「非現実的な放射性廃棄物」をずっと管理し続けられるまで人類が進化しているとは僕には思えないのです。
 世界中で民族間の争いは絶えないし、新たに核兵器や核開発に乗り出そうと言う途上国もいます。そこへ、アメリカと日本で共同開発して原子炉を売り込もうとしている動きも感じますし、そこには脱原発の世論に逆行する感があります。気をつけて政府の動きも見ていなくてはなりません。
 まずは、核エネルギー以外の方法をしっかりと検討してほしい。現時点で一番コストの低い「天然ガスによる発電プラントの設立」と「燃料の確保」にための外交努力をしっかりすることの方がずっと現実的だと思いますし、地熱発電や波力発電、また燃料電池による発電プラントなど新しい取り組みにもっと力を入れるべきです。
 「電気が足りない」「基盤産業がない」という政府や、電力会社の脅しに負けではいけません!! ここが踏ん張りどころなのです。
 「二度と日本国内の原発は再稼動させない、そのまま全廃炉に向けて即活動を始めていただく」ことが賢明です。中途半端に原発に依存していても「放射能汚染のリスク」は日々高まっていくだけです。
 もう一度いいます。「危険を回避するための時間がない」これが僕の率直な思いです。

# by quarry-studio | 2012-05-06 10:53 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)

夏雲の気配

うちの施設の駐車場からの眺めですが、何だかやけにモクモクしているよね。

# by quarry-studio | 2012-05-04 13:36 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)

連休中の課題図書

 この連休中に読破を目指している書籍のいくつかをご紹介しちゃいます。

 まず、一冊目がこれ!!
何といっても「選択」という、行動を突き詰めたこの書籍は、デイケア部門を統括しなければならない僕としては最も興味を抱いている領域です。現場スタッフの事、利用者のこと、僕が関わりを持つ全ての人々の「選択の有り様」について考えを深めて実践につなげていくつもりです。 

選択の科学

シーナ・アイエンガー / 文藝春秋

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 次は、これ!!
「マネジメントの偉人」ドラッカーの金言を集めたもの。
強烈な普遍性で僕の心をガンガンとノックしてくれます。
全く色あせた感のない言葉の数々を噛み締めながら、来るべき「デイケアの未来」について具体的な行動のヒントを掴み取るつもりです。

ドラッカー 365の金言

P.F.ドラッカー / ダイヤモンド社

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 最後は、これ!!
ちょっとポップな書籍だから大したことないだろう・・・と甘く見ることなかれ!!
とてもわかりやすく!! しかもコンパクトに!! ホンマ見事にチームリーダーの仕事を整理してくれてあるのです。「眼から鱗」的な気付きを得られるかも!!

チームリーダーの仕事のルール

PHPエディターズ・グループ / PHP研究所

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# by quarry-studio | 2012-05-04 00:03 | at Careworks | Trackback | Comments(0)

リーダーシップ10のルール

 現場の管理者としての立場に身をおくようになって一年が経ちました。昨年末からの様々な苦難をみんなで乗り越えたことで、今の僕たちの現場は、落ち着きを少し取り戻したようにも見えます。そして、新しいチームワークのあり方に向けて「新たな一歩を踏み出した」という手ごたえも感じています。
 しかし、今までのように現場の仲間同士の人間関係を信じて任せるだけでなく、必要な役割と権限を明確にしてチームワークを再構成する時期に来ているのです。
 僕自身、デイケアに働く「生活相談員」として、そしてデイケアの「管理者」として、何を観て、何を聴き、そして何を感じているのか? まずは自分自身にしっかりと向き合っていこうと思います。そのために、新年度の第一冊目に取り組みはじめました。 

初めて部下を持つ人のためのリーダーシップ10のルール (フレッシュリーダーズ・ガイド (01))

マリーン・カロセリ / ディスカヴァー・トゥエンティワン

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# by quarry-studio | 2012-04-08 23:07 | Impressions(book) | Trackback | Comments(0)

学習意欲と現実の狭間で、、、

 生きていると「学びたいなと思う事柄」は尽きないものです。日常生活を営みながら仕事をしていく上で欠かせない学びだけでなく「自分を向上させていくための学び」への欲求がどうしても止められません。
 しかしながら、それを実現するための自己管理は過酷なものであります。まさに「熟達(マスタリー)」を現実のものとするためには、このつらい壁(怠惰な自分)をぶち破ってセルフコントロールして行かなくてはならないのでしょう。
 自分に向かって「がんばれよ!!」とエールを送りつつ「仲間と共に成長し続ける自分」を夢見ています。

# by quarry-studio | 2012-04-07 22:03 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)

入学式に思う


息子の学舎(まなびや)に出向き、入学式に参加する。
年月を経て随分と老朽化した校舎を見ながら、息子の未来に思いを馳せた。

# by quarry-studio | 2012-04-05 15:22 | family | Trackback | Comments(0)

頑張ります!!

休日出勤しているのであります。一生懸命に仕事してるです。

# by quarry-studio | 2012-04-01 12:07 | at Careworks | Trackback | Comments(0)

"布引温泉こもろ" にて出前コンサート開催します。

 本日、布引温泉小諸にて「出前コンサート」を行います。16:30からと17:30からのツーステージ行ないますので、お近くの方はお立ち寄りください。
 来月の福島県いわき市への音楽ボランティアでの訪問に向けたチャリティーコンサートでもあります。
 

# by quarry-studio | 2012-03-31 15:34 | Live Informations | Trackback | Comments(1)

ムダなことなどひとつもない

 この本を読んであることに気が付いた。初期仏教の長老であるアルボムッレ・スマナサーラ氏の書籍と、本書の天台宗大阿闍梨である酒井雄哉氏の内容に非常に類似したものを感じるのです。
 共に「無常」について、語られている点が共通しています。酒井氏は「無常」という表現は使用していませんが、同じ意味合いの事を書かれています。

ムダなことなどひとつもない

酒井 雄哉 / PHP研究所

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# by quarry-studio | 2012-03-25 14:11 | Impressions(book) | Trackback | Comments(0)

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